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アカデミー賞最有力候補の作品「LA LA LAND」が2017年2月24日に公開されます。
待ちきれなくて予告を周回している方もいるかと思います。
もう少しで公開ですので辛抱して待ちましょう!
超話題作ゆえ、どうしても宣伝が目に入ってしまうLA LA LAND。折角ならば、関連する知識を蓄えて鑑賞した方がもっと映画を楽しめるはず!
という訳で、公開までの期間できるだけ予備知識をお伝えするコーナー「LA LA LANDに向けて予習しよう!」は今回第三回目となります。
前回は、ライアン・ゴズリングについて特集しましたね。
前回までの記事はこちら↓ ・LALALANDに向けて予習しよう!:①エマ・ストーンの人生は「ミア」そのもの ・LA LA LANDに向けて予習しよう!:②ライアン・ゴズリングは生粋のミュージカルボーイだった!?
第三回目はLA LA LANDの監督、「デミアン・チャゼル」について特集を組もうと思います!それではお楽しみください!
デミアン・チャゼルのプロフィール
(出典:wikipediaより)
本名:Damien Chazelle(デミアン・チャゼル)
生年月日:1985年1月19日
(2017年2月現在32歳)
出身:アメリカ ロードアンランド州 プロビデンス
場所はココ!↓
ニューヨークとボストンの中間地点に位置する州です。
映画監督「デミアン・チャゼル」が誕生するまで
彼は幼い頃から映画が好きで、将来は映画監督になることを夢見ている少年時代を過ごしていたようです。昔からの信念を大人になるまで持続させている彼は本当に努力家で、一本筋の通った映画監督です。
しかし高校時代に夢の路線を変更したことがあり、当時は映画監督ではなく、ミュージシャンを目指していた時期があったそうです。
この時に、かなり厳しい音楽教師の指導を受けていたというチャゼル。ここで得たスキルが後の映画に大いに活かされようとは、彼自身、思ってもみなかったことでしょう。
この時彼が扱っていたミュージックジャンルがジャズで、彼はドラム専門でした。この時の経験が映画「セッション」に投影されているようです。
しかし指導を受けていくうちに彼は「自分に才能が無い」ことを自身で見出します。
高校卒業後、幼い頃に夢見ていた映画監督の道を再び歩み出しました。
なんと大学はハーバード大学に進学し、そこで映画制作について学びました。
誇らしいキャリアですね…
チャゼルと「セッション」
チャゼルの映画監督デビューは2009年と割と最近で、「Guy and Madeline on a Park Bench」という映画で脚本を執筆。同作で監督も務めました。
その後、「ラスト・エクソシズム2」「グランドピアノ 狙われた黒鍵」で複数の脚本家と共同で脚本を執筆しました。その当時のことを彼はこう語っています。
チャゼルは「この2本はいわゆる『雇われ脚本家』として仕事をした。自分が一から書き上げた脚本で映画を作ってみたいと思いながら仕事をした。」と述べている
(引用ーwikipediaより)
映画業界で脚本家として生活するのは難しく、成功するのはほんの一握りの人物であったのですが、彼の「1から脚本を作りたい」「オリジナルでありたい」という信念が見られますね。
後に映画史に残るほどの名作となった「セッション」ですが
脚本を書き上げた当時、一部のプロデューサーの目を引いたものの出資までには至らず制作は見送りになりました。
「セッション」の脚本が宙に浮いた状態の時期が長く続きます。
しかし、2012年に転機が訪れました。
同年のブラックリスト(映画化されていない脚本のなかで秀逸なものをリスティングしたもの)に彼の「セッション」が載り、ここでようやく制作にこぎつけることができたのです。
同作はサンダンス映画祭に出品され、観客賞と審査員賞の両方を受賞するという快挙を成し遂げました。
今でさえ有名な「セッション」ですが、こんな暗黒時代があったなんて意外ですね。
おわりに
デミアン・チャゼルについていくつか特集してみました。
いかがだったでしょうか。
若き監督でありながら才能を発揮させる彼は、映画監督が生まれながらの天職なのかもしれません。
また何か知りたい情報があれば、是非コメントをして下さい。随時情報を追加していきます!
読んでくださった方はありがとうございました。次回もお楽しみに。
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