【SFホラー】「ディアボリカル」ネタバレ感想:どうしてそうなった


日本でも一部地域で公開された「ディアボリカル」を観ました。公開当時はもの凄い勢いのあるキャッチコピーでかなり話題になりました。評価もそこそこだったのでずっと気になっていましたがやっと先日鑑賞できました。

「インシディアス」「アザーズ」に匹敵するホラー映画!なんて言われたら、もう観るしかないでしょってことで鑑賞に至った訳ですが…

以下ネタバレ有です。未鑑賞だけどどんな映画か知りたい、ネタバレ歓迎って人はどうぞ下へお進み下さい!

 

ディアボリカルとは

題名が独特ですね。気になって意味を調べました。ディアボリカル(diabolical)とは、英語で「極悪非道の」とか「とてもひどい」「いらいらする」「恐ろしい」といった形容の意味で使われます。

この映画に関連する意味としてはシンプルに「恐ろしい」がマッチするでしょうが、映画中にdiabolicalという単語は出てきません。タイトルにあまり意味は無いかと思われます。


予告を見る限りとても面白そうで、今までに無いストーリーが展開されそうです….

若干映像のチープさは感じられますが、これだけ話題になったのだから内容で勝負しているんだろうなぁ、と意気込んで鑑賞しました。

 

あらすじ

シングルマザーのマディソンは、息子のジェイコブ・娘のヘイリーと幸せに暮らしていました。しかし一方で、毎夜繰り返される不気味な出来事に悩んでいました。謎の発光現象や震動が起こり、顔面が溶けた血まみれの怪人が突如現れたりするのです。警察にも、超常現象の専門家にも相手にされません。やがて怪人は子どもたちまで襲い始めてしまうのですが…そこには政府がからむ陰謀が隠されていたのです….。

 

 

意味不明

 

「なんだこの映画!」というのも色んな意味で、ではなく。普通に文句としての「なんだこれは!」という意味です(笑)この映画、正直に言うと「全く意味がわからない」です。

謎を色々残しといて、勝手に結末を迎える。「夢オチ」と同等、いや、それ以上に不親切で面白く無い映画だったのです!!

 

私が衝撃を受けた映画で「ドニー・ダーコ」という作品があります。あれは初鑑賞の人はほぼ「意味がわからない」という感想をお持ちになるのですが、意味がわかると「なるほど!!」となる作品です。(この映画を見てない人は是非!!!なかなかオススメする人がいないので埋もれがちの名作です。このページを見ているあなたはラッキーです!笑)

この「ディアボリカル」も鑑賞後、「意味がわからない」(多少はわかるのですが)となり、ドニー・ダーコと同様の部類の作品かと思い、解説・ネタバレ感想をネットで探していたのですが全く解消しませんでした。むしろ不評の嵐でしたね…。

 

 

この映画のポイント「エコー」

 

一体何がいけなかったのか。順番に挙げていきます。

まず、この怪物の正体は「未来人」です。(予告でバレてるし…)未来では時空を瞬間移動する技術がある企業カムセット社で「エコー・プロジェクト」として再稼働していたのです。そこでの人体実験として、マディソンの家に時空を超えて未来から人=怪物がやってくるという設定になっているのですが、(転送に失敗すると全身皮膚がただれたて怪物に見える設定なのかな?)

まず、なぜ未来での転送座標先がマディソンの家になっていたのか。これは疑問です。

マディソンの家の土地を欲しがるカムセット社の回し者が家を訪れたりするのですがおそらくそこが重要計画指定場所になっていたのでしょうか。

まあこれはなんとか辻褄が合います。これは良いとして、

「エコー」の技術では時間を操作できなかったのでしょうか。なぜマディソンが家にいる時を狙って転送したのでしょうか?これほどの技術を開発するカムセット社がわざわざ大事件になるように仕向けるでしょうか?普通なら、土地をきちんと買収してから、実験を行うはずです。

また、超常現象の専門家の行動が不可解です。怪奇現象の原因はわからないはずなのに、どうして逃げ出したのでしょうか。視聴者に謎を増やすための伏線としか思えません。

そもそもの問題として、「エコー」についての言及がないのもどうなんでしょうか…。

なぜ怪物は消えるのか、誰がどう言うタイミングで操作しているのか、全くわかりません。

 

最後に出てくる怪人は息子のジェイコブだったのですが(この結末は好きでした)、未来で彼は家族の仇のためカムセット社に爆弾を仕掛けようとして捕まり、囚人となっています。その時の彼はもう頭が弱っており、家族のことさえ忘れているようです。(だから過去の自分の家に戻っても家族を攻撃していた)

そのことを母は最後のシーンで悟り、瀕死の怪物=ジェイコブと共に未来へ行きます。母が消えたと思われたその時、未来から何故か母だけそこに帰ってくるのです。

 

ここがオチなのですが「どうして母は戻ってきたのか」「どうやって戻ってきたのか」「未来のジェイコブはどうなったのか」という疑問がブワッと出てくるのですが、なんと

全てわからずじまいです。

総評としては、なんてモヤモヤする映画なんだ…という感想になりました。

 

 

設定は良いのに惜しかった

 

この映画、「怪奇現象の原因は幽霊ではなく未来からくる人の仕業でした」という内容でしたが、この設定はとても好きです。捻りが加えやすいし、謎も適度に作りやすいでしょう。

しかしその謎を曖昧にしたところや、怪物の特殊メイクがちょっとチープなところホラーなのに全く怖くなかったところなどが惜しかったです。

是非気になった方は鑑賞してみて下さい。

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鑑賞済みの方はこの映画に対するコメントなどをして欲しいです。間違えた解釈とかあったらどしどし指摘お願いしますね!



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